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2006.07.29

稲荷とキツネと油揚げ

キツネと油揚げは切っても切れない縁ですが、油揚げはもともと、自然界には無いものですよね?
なんで、こんな関係になったのか気になって調べてみました。

まず、油揚げができたのは室町時代の精進料理が最初みたいですが、詳しく説明しているところを見つけることができませんでした。

でキツネと油揚げの関係ですが、昔は、キツネ狩りの際にネズミの油揚げを餌として用意していたようです。

そこから、いわゆる豆腐の油揚げがお稲荷さんにおそなえれるようになったそうです。
で、キツネは本当に油揚げが好きなのかというところですが、所さんの目がテンで調査したことがあるみたいです。
で、実際にぺろりと食べたそうで。


稲荷信仰に関して
お稲荷さんの総本山は伏見稲荷大社だそうです。
お稲荷さんは、元々は京都一帯の豪族・秦氏の氏神で、平安時代・東寺建造の際に秦氏が稲荷山から木材を提供したことで、稲荷神は東寺の守護神となったそうです。
東寺では、真言密教における荼枳尼天(だきにてん)に稲荷神を習合させ、真言宗が全国に布教されるとともに稲荷信仰が全国に広まることとなったそうです。
稲の神であることから食物神の宇迦之御魂神と同一視され、後に他の食物神も習合したといわれています。

一方、荼枳尼天(だきにてん/ダーキニー)ですがこちらの方は、元々インドの神様だそうです。
で。荼枳尼天は元々は農業神であったが、後に性や愛欲を司る神とされ、さらには人肉、もしくは生きた人間の心臓を食らう夜叉神とされるようになった。この神が仏教に取り入れられ、大日如来が化身した大黒天によって調伏されて、死者の心臓であれば食べることを許可されたとされたとのこと。
荼枳尼天がキツネを乗り物として使っていたところから、お稲荷さんと習合するようになったようです。

お稲荷さんはもともと農業の神様ですが、仏教の現世利益の思想から、工業や商業など諸産業の守護神へと変わっていき、そのことから農村部でまつられていたお稲荷さんは、都市部で多く―――具体的に言うと江戸の町の様子を表した俗言に「伊勢屋 稲荷に 犬の糞」という言葉があるくらい――まつられるようになったそうです。
それくらいあちこちにまつられたお稲荷さんは、庶民の味方の何でも屋さんの神様として性格を変えていったようです。


キツネとの関わり合いは、宇迦之御魂神は別名を「御饌津神」(みけつのかみ)と言うことからだそうです
キツネは古名を「けつ」と言って、御饌津神を「三狐神」と解して、キツネが稲荷神の使い、あるいは眷属であるとされたそうです。
そこからキツネを稲荷神の使いとする民間信仰が始まり後に、キツネが稲荷神そのものであると誤解されるようにもなったとのことです。
もっとも、キツネじたいも眷属として神様の手伝いをすることもあったようなので、場所によってはキツネも神としてまつられているようです。
その起源はだいたい中世ぐらいの年代だそうです。


いなり寿司にかんしては
油揚げが稲荷神の使いであるキツネの好物とされたことに由来するとする説とこれと別に、稲の神様である稲荷神にそなえる具物として、米俵を象徴した物が「稲荷寿司」と呼ばれ、ここから逆にキツネの好物が油揚げとなったという説があるようです。
でも、いなり寿司の発祥は、愛知県豊川市にある豊川稲荷の門前町で、天保の大飢饉の頃に考え出されたといわれるところから、後者の説は間違っているんじゃないかなと個人的には思います。


おまけにいなり寿司と巻きずしが入ったお寿司を助六というのは歌舞伎の『助六所縁江戸桜』の主役「助六」とヒロイン「揚巻」の名前から、太巻きといなり寿司の入ったお寿司のことをしゃれでそう名付けたそうです。

参考
Wikipedia-稲荷神
Wikipedia-荼枳尼天
Wikipedia-いなり寿司
八百万の神々宇迦之御魂神
古典へのいざない狐の出てくる話
語源由来時点-いなり寿司
所さんの目がテン! ライブラリー―人を化かす!?秋 キツネ

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» 2006.08.05 16 天開稲荷社 [人生色々]
 天満さんの末社に当たります。  ところで大きな疑問。 なぜ、所々で狐が祭られているのか?なぜ、他の動物は祭られていないのか???   事実は、稲荷は狐ではない。狐は稲荷大神の眷族に過ぎないと、伏見稲荷のHPにもある。狐と同一視するきっかけとなる理由はいくつか存在している。  稲荷の主祭神ウカノミタマは御饌津神(ミケツカミ)とも同一視されるが、古語で「ケツ」が狐を指していたことから、「�... [続きを読む]

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