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2007.04.13

嫌日流を読みました。

嫌日流を読みました。


この本は、以下の章立てでできていました。

・前書き
・北朝鮮のミサイル発射で始まる日本軍国主義の着火
・靖国神社に対する日本の自家撞着
・狂った国家の狂った詭弁!独島の真実!
・韓流ブームに対する日本の嫉妬
・あとがき
・日本語版特別あとがき

全体を通して思ったことは、小中華思想がこの本全体に(作者がというべきかもしれないが)びっちりと染みついているなと思いました。

日本の悪いところを教えてやるから、心して聞けといった言葉を前書きにかいて、以下常に日本を一歩見下ろした感じでかかれていると感じました。

章ごとに一言

「北朝鮮のミサイル発射で始まる日本軍国主義の着火」
この話題は至極最近のことで、興味深く読みました。
ニュースを見た時にも感じたことですが、北朝鮮のミサイルに対して、韓国の態度は鈍感すぎるなあと。

嫌日流は日本の態度は過敏すぎる。あるいは、北のミサイルを契機に普通国家に、普通国家から軍事大国になろうとしているという主張しています。

自分がここで気になったのは普通国家という言葉でした。
この普通国家は脚注が入っていて、「先制攻撃可能な軍備を持つ国家」という意味で使われていると書いてありました。
言葉の意味はともかく、今の日本の状態が普通じゃないと韓国の目から思っているんだなあと。
日本が普通国家になるくらいまではいろいろな状態を整えてもいいのではないかなと思いました。
だって、今の状態は普通の国家の状態ではないのだから。
それ以上に日本が軍事国家を邁進する場合は、韓国・中国を含むアジア地域が日本に歯止めをかけるそんな風になれるのがいいのではないかと思いました。
まあ、少なくても軍拡に関しては、軍拡路線一直線の中国にどうこういわれるのは筋ではないと思いますけどね。

「靖国神社に対する日本の自家撞着」
この章は作者さんが靖国神社を訪れ、そのとき受けた感情を素直に表現しているところはすばらしいなと思いました。それがどういう感情であれ。

この章の問題点は、歴史認識のずれでしょうね。
このほんの日本語版後書きに書いてあるのですが、「この作品は韓国の一人の作家によって韓国人が習った歴史事実に基づいて書かれている。またこの作品を読む日本の読者にもこの正確な歴史を伝えたいと思っている」とあります。
歴史というのは勝てば官軍。その事件をどうとらえるかは、その国の歴史家にゆだねられていると思っています。歴史認識に関しては、韓国の歴史がすべて正しい。日本は悪で日本の歴史は歪曲されているという立場でかかれているので、はっきり言ってお話になりません。
歴史に関して唯一出してきた日本軍が残虐だったという証拠の写真資料はネット上ではねつ造と証明されているものがほとんどのようです。
自分はきちんと調べていないので、それが真実かもわかりませんが。


「狂った国家の狂った詭弁! 独島の真実!」
靖国神社に対する日本の自家撞着の章ははっきり言って読むのが苦痛でしたが、この章はとても興味深く読むことができました。
個人的には初めて独島が韓国領であるという明確な資料が提示された章だったからです。


この章でいくつか気になったことは・・・。
まずあげるなら安龍福という人物です。
この人は島根に行って、政府に無断で官職を名乗り竹島が韓国領ということを島根に認めさせ、当時の韓国政府無許可で出国した越境罪の罪人として安龍福とあつかったというところです。
こういうのは竹島が韓国領だという根拠になるんですかねえ?

後はこの本で提示された日本が竹島を韓国領とする根拠としてあげた数々の資料が気になるところです。
この辺はもっと詳しい人がそのうち何か調べてくれるんじゃないかなと思います。

この章で一番おもしろかったのが島根県が竹島の日を作った理由に関してです。
財源が厳しい県が国からお金をもらうために、竹島の日を制定したという理由はものすごくリアリティがあるなと思いました。

ここまで、韓国が証拠をそろえるならば、国際裁判所に行って白黒はっきりつければいいのにと強く思いました。

ただ、本文中の資料の提示の仕方にはちょっと問題があるなと思います。

例えば、256ページには歴史が語る独島領有権に関する資料として、
日本の資料が提示されています。
ここでは日本語で書かれた資料の一部が提示してあります。
脚注で、例えば「1696年徳川幕府と日本政府が日本人漁師の鬱陵島・独島への出漁を禁じる内容の外交文章の一部コピー」というかかれ方をしています。その脚注自体はいいと思うのですが、
その文書の文書番号や、そこに実際になんとかかれているのかの訳文が全くかかれていないのは疑問を感じます。
普通こういった資料には文書番号が明示されるべきだし、本を読む読者のために韓国語で資料の写し部分を翻訳してあるのが普通なんじゃないかと思いました。

257ページには太政類典が資料として提示されているけれど、この資料から独島関係部分を見つけた人の言葉として、民間にも公表されてもいない記録であると書いてあること。
この太政類典は日本国立公文書館に保管されているそうですけど、この本は一般人は閲覧禁止なんですかね? そうだとしたら、この人も太政類典を読めないはずなんだけどなあ・・・と疑問に思いました。

「韓流ブームに対する日本の嫉妬」
この章に関しては、的はずれ的なところもあり、的を射ているところもありといったところでした。
作品に関しては、見る前からの批判は絶対しちゃいけないことです。
しかし、ネット上でコメントなどを見ていると韓国作品だから悪いものと決めつけている人も中には、いるなと個人的にも感じているからです。
現在日本において韓流ブームがどういう状態かを考えると、韓流ブームに日本が嫉妬するというのは韓国のことを持ち上げすぎでしょう。
エンターテイメントはエンターテイメントだけに、淘汰が激しいと思っています。
それだけに現在日本で生き残れていない韓流のドラマは映画は生き残るだけの力を持っていなかった。ただそれだけのことだと個人的には思います。

そのほかに気になったところは
出版社からのお知らせの部分でした。
この部分で、「一般の韓国人がどのような歴史観、対日観を(誤った認識を含めて)持っているかを知る上で・・・と書かれていました。
自分はこの文章の括弧の部分つまり、(誤った認識を含めて)は書くべきではなかったと思います。
この括弧書きは、韓国人が誤った認識を持っていると誘導する文章にとられかねないと思うからです。
韓国人が誤った認識を持っているなと思うのは読んだ人が思えばいいことで、それを出版社がわざわざいう必要はない。
デリケートな内容の本だけにちょっと残念だなと思いました。


総括しては以前読んだ嫌日流とは比べものにならないできでした。非常に一生懸命日本のことを調べて書いたんだなというのがよくわかる本でした。
おもしろかったです。

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